Showing posts with label art. Show all posts
Showing posts with label art. Show all posts

Tuesday, 21 May 2019

部屋とステッドラーと私

皆様こんにちは。
ロンドンでの修行生活を終え、しれっと帰国致しまして無事に日本で令和を迎えました。帰国まで1ヶ月に迫ったところで財布を擦られたり、旅行にインフルエンザに不動産屋とのバトルなど、良くも悪くも多忙な毎日を送っておりました。そんなわけで、ネタはいくつか用意していたのですがアップする暇がありませんでした。今となってはどれも賞味期限切れなのですが、ロンドン滞在中私の心の支えであったライフドローイングイベントについて、振り返りつつ皆様にもご紹介していきたいと思います。渡航をお考え中の方の今後の参考になればと思います(なるか)

☆Life drawing with ELSC


ELSCとは East London Stripper Collectiveの略で、その名の通り東ロンドンにてストリッパーを描く会です。モデルは常にセクシー系のべっぴん揃い。そのためかこのイベントだけ男性参加者の割合が高めでした(笑)パブを一部屋借り切って毎週月曜に開催されています。
クリスマスはスペシャル回ということで男性ストリッパー兼ドラァグクイーンのモデルさんでした。ウルフカットのめちゃめちゃ可愛い人でした。地毛は赤毛なんだって。赤毛×ドラァグクイーンとかもう最高すぎて…感涙(ちなみに彼/彼女は先日開催されたロンドンでのドラァグクイーンイベントにて優勝した模様。おめでとうございます♡)




こちらのイベントでは最後に書き手参加型のセッションが設けられていて、モデルさんが誰か1人を選んで一緒にモデルをやらされます(もちろん着衣)ちなみにドラァグクイーンのときは私が選ばれました。やっだ、ドラァグクイーンとついに気持ちが通じたわ!と心の中で発狂しつつも、冷静な顔してその場をやり過ごしました。
イベント終了後は一枚お気に入りをモデルさんにプレゼント。同時に他の参加者の方と絵を見せ合ったり談笑する時間でもあります。スーパーシャイの私が一瞬だけ並のシャイに戻って他人と交流できる唯一の機会です。(自分で言ってて悲しくなるわ)

☆Art Macabre


こちらは季節やイベントによってテーマを設けて開催される個性派のドローイング会。セッションごとにだんだん薄着になって最終的にはヌードに。(結果ストリップと同じシステムですね。)




最後は皆で絵を見せ合います。これはどこも同じですね。
こちらも時々モデルにドラァグクイーンがいたりするので、そんなときは光の速さで近づいてインスタを聞きます。←
着衣といってもファッションドローイングというよりは、衣装も小道具もなんとなく小劇場のアングラ芝居を彷彿とさせる感じ。モデルのタイプも様々で、毎回違ったアプローチで人体と向き合う楽しさがあります。ザ・肉体賛美。

☆Pride at RHACC


こちらはプライドウィークにあわせて、高級住宅街リッチモンドのカルチャースクールで開催されたイベント。当然モデルはドラァグクイーンのおネエさま!今回のモデルさんはジンジャースパイス(ジェリ・ハウウェル)のモノマネをされてる方だそうで、モデル慣れしていないせいか終始眠気と戦っておられました(笑)

☆East London Art&Wellbeing(ごめんなさい、写真はありません...)

こちらも東ロンドンで毎週木曜に開催されております。テーマはアートを通じてチー(中国語でいう”気”のようなもの?)を高め、心身ともに健康的な生活を送ることを目的としたスピリチュアル臭強めなイベント。
教室に入るとまず皆で5分間の瞑想から始めます。初回に遅刻して瞑想中に入り込んでしまった私は事態を把握できず、恐怖で卒倒しそうでした。様々な感情を吐き出し芸術に昇華させるといったそもそものテーマに反し、芸能人のポートレイトばかり描いていた私はどう考えても周りから浮いてる存在でしたが、他の参加者の方はいつも優しく絵を褒めてくれました。(先生はどう思っていたかわからないが。笑)最後までチーの正体は分からなかったけれど、私にとっては癒しの時間でした。

☆Frame Factory Life drawing class



こちらはおしゃれスポットHighbury&Islingtonにある額縁店"Frame Factory"が主催のドローイングクラスです。お店や併設された作業スペースにはハイブリーならではのお上品な雰囲気が漂います。そして講師がとてもイケメン◎笑
休憩時間にはイケメン先生からのお茶とビスケットのサービスも。最高に癒される〜。参加している方々は年齢も性別もさまざまで、休憩時間に個別で講評を受けている熱心な学生たちもいます。先生も参加者のその日の雰囲気に合わせて手を入れたり、自分も参加したりするそうです。



全然関係ないけれど、この日のモデルさんは3年前に別のイベントで描いたことのある方でした。すごい偶然。といっても前も似たようなことがあったので、ヌードモデル業界は案外狭い世界なのかもしれない。モデルなのに黙っていられない性分の人で、ヌーディストのコメディアンみたいでした(パワーワードw)

誰得な情報を長々と語らせて頂きました。すみません。最後まで辛抱強く読んでくださってありがとうございます。
トラブル続きで毎日キレ気味のロンドンライフでしたが、離れてみると結構寂しいものですね(ロンドンあるある)色々あったけど、私の(少し歪んだ)イギリス愛は永久に不滅です。躁鬱気味の私を支えてくださった皆様本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしく。

Thursday, 25 January 2018

Lumiere London

ロンドンで開催されていたアートイベント”Lumiere London”に行ってきました。2016年に続いて第2回目の開催となったこちらのイベントでは4日間限定で光をテーマにしたアート作品がロンドンの夜を彩ります。
最終日は雪に雨と最悪な天候だったんですが、なんとかやみ間をねらって家の近くを中心に数カ所回りました。イギリスの冬は日の入りが早くてそれだけでも気が滅入るので夜中にこういうイベントが催されるのはたいへんありがたいですねー。私が巡ったのはほんの一部ですが印象深かった作品をいくつか紹介します。


こちらはキングスクロスの”Waterlicht"
うっすらと発生させた霧に青い光を投影した作品。端から見ると何でもないんですが(ど失礼)実際中に入って見上げるとオーロラのようできれいでした。動画じゃないと良さが伝わらないかな。ただ演出の都合上ものすごい冷気を浴びる事になるので長居するのは非常に危険なタイプの作品です。帰り道は震えが止まらなかった。笑

行く道にも点在する光のアート。




続いては今回の個人的ハイライト。
ウェストミンスター寺院の"The Light of the Spirit (Chapter 2)"




ひゃーーー狂ってるー!
これぞまさにイギリス!流行りのプロジェクションマッピングで2丁目寄りのおめかしをしたウェストミンスター寺院。世界遺産が見せる夜の顔の破壊力ったらないですよー。そうそうこれが見たかったのです。イルミネーションにはこれまで興味のなかったワタクシですがこれだけは見逃すまいと、仕事終わりのボロ雑巾のような体を引きずりながらバスに飛び乗ったのでした。イルミつったらこれくらいの大胆さは欲しいよね!配色が最高にゲイゲイしくて好き。

ビフォー


アフター

ちなみに入り口側のマリア様はこんな感じの仕上がりに。


遠目から見るとこんな風にライトアップされています。なんとも異様な光景です。


移動中ビクトリア付近で”Asalto London”も発見しました。建設中のビルに投影されるひたすら壁をよじ登る人々。たまにひっくり返って進む強者もいて面白かったです。



そして最後はトラファルガー広場の”Child Hood"



風船モチーフにこのタイトル、昨年大ヒットを飛ばした『IT』を彷彿とさせます。が、こちらはシンプルに白一色。風船たちが風に揺られながら音楽に合わせて点滅します。ノスタルジックなタイトルとは裏腹に音楽も光の構成も前衛的な印象でした。もっと素朴で温かい雰囲気を期待していたのに。


振り返るとナショナルポートレートギャラリーのてっぺんにネオンの梯子が。鮮やかなピンク色ですごく目立っていたのですが、写真に収めたらただのライトセーバーに。。。カイロ・レンが今にも登場しそうです(言いたいだけ)

他にも気になる作品は沢山あったのですが、時間も限られていたため回りきれず。でも思いがけずさくっと気軽にアートが楽しめて嬉しかったです。都会の夜ってやっぱりいいわねー。ド田舎出身の私にとっては夜の街を徘徊しているだけでも良い息抜きになりました。