Tuesday, 19 November 2019

Gully boy

お久しぶりです。皆様こんにちは。
オタクな友人の影響で、近頃私の週末はインド色に染まっております。
先日は話題の映画『ガリーボーイ』を鑑賞してきました。めちゃくちゃ面白かったので、ここにゆるりと綴ります。(※ネタバレ注意)


実在するインド人ラッパーの半生を描いた今作、スラム街で生まれ育った貧しくも才能溢れる青年が音楽の力で自己実現を叶えるサクセスストーリーです。最近観ていたガチのボリウッド映画とは一線を画し、謎のダンスシーンや漫画のようなトンデモ展開は一切なし。インドで生きるムスリムの宗教観や、貧困、家父長制における家庭内外での女性の地位などシリアスなテーマも含んでおり、割と対外的に作られている印象でした。真っ当な感想は大勢の方がすでに書いて下さっていると思うので割愛しますね(笑)

ストーリーも音楽も全てが素晴らしいんですが、なんといっても一番の魅力はヒロインのサフィーナちゃん!スーパーミラクル美人で賢くて普段は何でもそつなくこなせちゃうのに、彼氏のことになると頭に血が上って思わず浮気女の頭をビール瓶で殴っちゃう。え〜ギャップ萌えなんですけど〜。可愛すぎ〜。「それでも恋するバルセロナ」のペネロペを彷彿とさせますね。インド映画って基本的に女性が強くて好き!

なんちゅー可愛さやねん。
もはや私とは二足歩行という共通点しかない気がする。

そんなサフィーナちゃんの彼氏で主人公のムラドを演じるのは、今ボリウッドで最も高額ギャラを稼ぐといわれる人気俳優のランビール・シン。インド版ブラッドリー・クーパーといったところでしょうか。同級生と並ぶと明らかに1人だけ老けてるし、スラムで育ってる割には胸板の厚さが尋常じゃないけど、そこはインドの国土並みに広い心をもってスルーしましょう。
さらにムラドを取り巻く友人やラッパー仲間の脇役陣もすごくいい味出してます。カジュアルに車泥棒しちゃう手癖の悪い友人も、後半思わぬところで泣かしてくる。お、お前本当はイイ奴やん…と、ムラドと共に頬を濡らしました。この映画、他にも涙腺を刺激される場面がいっぱいあって、アイラインがばりばり剥がれるまで泣きました。暴力的で身勝手な父親には終始腹が立って仕方ないですが、同時に途方もなく悲しい人間でもあるんだよな。そんな複雑な親子関係も感動ポルノに陥ってなくてとても良いです。

そして当然ながら音楽がかっこいい。音楽によってムラドの日常が色付いていく過程がリアルに描かれています。私はフリースタイルダンジョンに密かに憧れていた程度の知識しかないんですけれども、これは観た後誰もがラップを口ずさみたくなる映画。埼玉生まれ、UKロック育ちも十分に楽しめました。(スベってるyo)ジョーカー然り、音楽が要の映画って心惹かれますよね。

映画館での私、気分はこんな感じでした。

音楽の偉大さを改めて実感。とは言え、映画館を出たあとはしばらくサフィーナちゃんの話しかしなかった友人とワタクシです。強い女の子見てスカっとしたい方はぜひ。

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