Sunday 6 January 2019

Hogmanay 2019

皆様、少々出遅れましたが
明けましておめでとうございます。

年末はちょっと冒険してスコットランドの年越しイベント”Hogmanay”に参戦してきました。私は毎年こたつで紅白とガキ使を交互に見ながら年越ししていたタイプの人間なのですが、今回は愛するフランツフェルディナンドがカウントダウンライブのトリを務めるということで、2018年最後の一大決心をしてイベントに挑みました。誰も興味ないと思いますが、その様子をさらっとご報告致します。


年末の混雑を避けるため、まずは30日にエディンバラ入り。
サイヤ人みたいなスノーブーツを履いて行ったのに、全然寒くなくて驚きました(笑)
到着が夕方だったので街は既に真っ暗で、翌日のためにも宿でのんびり過ごそうかと思っていたのですが、宿近くの劇場にてKinky Bootsが上演中であることを知り、光の速さでチケットを買いに走りました。息を切らしながら開演10分前に到着。なんとかなるもんですね!


やはりKinky Bootsは何度見ても楽しい!舞台の盛り上がりと共に気持ちも高揚し後半は泣きながら観ていました(メンヘラか)私はいつだってドラァグクイーンのお姉さま方に救われております。

大晦日当日はライブまでだいぶ時間があったので街をぶらぶら。
ドードーを見たくて国立博物館へ行ったり、教会やクリスマスマーケットにもちらっと寄ったりしながらいよいよライブ会場へ。

旧市街のゴシック建築。美しい。
この日は雲が厚く、とてもスコットランドらしい天気でした。

ポートレイト美術館の内装が最高過ぎて。あたし今日からここに住みます。

ストリートパーティーが行われるPrinces streetもパリピ仕様に。

寒さとトイレと人混みとトイレとトイレとトイレへの懸念から参戦をギリギリまで悩んでいたので、残念ながらEnclosureのチケットを逃し、購入できたのはステージサイド側のGardenチケットでした。そんなわけで景観はすこぶる悪いんですが、ま、参加する事に意義があるってことで。

会場の様子。

トイレへを警戒し過ぎて前座のFree loveはあまり聴いてなかったんですが(ド失礼)、Metronomyは相変わらず可愛かったです。ラブレターが好き。


そして日付の変わる30分前に我らがフランツが登場!
ディノもカピー先生もマフラーをしていました。おじさんたち今日もスーパーおしゃれです!!

後方にちょこっと見えるのがピンク色にライトアップされたエディンバラ城です。

ドゥーユーウォントゥーーーー!!!の掛け声でライブが幕開け。フランツmeetsエディンバラという最高の贅沢を目の前にし胸がいっぱいになりました。(トイレの恐怖を乗り越えた自分も褒めてあげたいw)カピー先生が会場にへーイ!と呼びかけた時に、すかさずエーーーーオッ!!!っと返し、誘いボヘミアンラプソディを仕掛けるファンがいて面白かったです。
そして2018年締めの1曲にはなんとMichael!長年のお気に入り曲なので興奮のあまり失神寸前でした。1年で受けた全ての厄がMichaelによって浄化された気分(おい、聞いてるか厄年。)
演奏後「それじゃあ新年にまた会おう〜」と足早にステージを後にするフランツ。あ、カウントダウンのMCはやらないんだ...と衝撃を受けつつも、代わってスコットランドのMAC twinという双子ちゃんが登場。(オルセン姉妹的な?)その後皆でカウントダウンして花火を楽しみました。福笑い風のニコちゃんマークに、輪っかが完全に外れている土星など海外クオリティが気になりつつも、花火っていつどこで見てもいいもんだな〜と感動せずにはいられませんでした。


エディンバラ城、年越し花火、フランツのステージ。これはもはやコラなのか。幸せ過ぎて怖い!


そしてフランツがいつの間にかステージに再登場!Happy new yearの掛け声のあとに、皆でスコットランド民謡”Auld Lang Syne”を大合唱しました。そう、これ「蛍の光」の原曲です。英語歌詞を知らなかったので、私は日本語で歌わせて頂きました(笑)
その後もライブは続き、いつものようにThis fireで終幕!新年一発目のライブがエディンバラでフランツなんて。なんと縁起のいい年明けなんでしょう。幸せ過ぎて怖いよPart.2。どうか2019年の運がまだ残っていますように、とひたすら祈っておりました。
そんなわけでカピー越前が今回も降臨。ガーデン側で外野の私たちも容赦なく座らせます。途中、「座ったらあたしたち見えなくなっちゃうじゃん!(Enclosureとの間に仕切りがあったため)」とごねるギャルを皆でなだめ、全員でカピーの大岡裁きを見守りました。なにこの一体感。すごく良いじゃない。

カピー越前降臨でーす!街ごと焼いちゃうぞーつって。


控えよろう〜。

損してるのは自分だけじゃないと周りを確認しながら座る人々。

あっという間にライブは終了し、多幸感に包まれながらホテルまで歩いて帰りました。途中、バスケットを頭から被った酔っぱらいが「バスケットが通りますー!」と大声で叫んでいた以外は何事もなく帰宅。街は酔っぱらいだらけで、道路も散らかり放題でしたが想像と違ってエディンバラは平和な年越しという印象でした。

いつまでもバイバイするカピー先生とそそくさと帰るボブたん(笑)

バカ騒ぎしている人は意外といない。

2018年酸いも甘いも色々経験しましたが、最後にここに辿り着いた私をフランツの音楽が肯定してくれたような気がします(すごいポジティブな解釈w)相変わらず沢山の人にお世話になりました。今年はきちんと皆さんに恩返しできる年にしたいです。どうか2019年が皆様にとって実り多き1年でありますように。今年も宜しくお願い致します。

mwah!

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