Wednesday 28 November 2018

Jinkxyな日々

こんにちは。またまた久しぶりの更新となってしまいました。
今回は世界一ラヴリーなドラァグクイーン、Jinkx Monsoonたんのライブレポを皆様とシェアしたいと思います。


我らがJinkxたんと相方Major Scalesさまが新譜”The Ginger Snapped"を引っさげやって来たのは、イギリス南部に位置する海辺の街ブライトン!駅から少し離れた小劇場The Old Marketが本日の会場となります。劇場の雰囲気がまたいいんですわ。何よりスタッフの方々がスーパー親切。ブライトンだからなのか。

中には小洒落たバーも。

今回は多忙な日々に疲れ、心を病んだドラァグクイーン JinkxとカウンセラーのMajorという設定でストーリーが展開していきます。
オープニングナンバーは私のお気に入り、She Evil!間奏ではJinkxたんがブルーのナース服からシースルーガウンへの生着替えを披露。あぁ美しさの極みです。今日もコルセットでばっちり腰を絞りまくっています。ゴージャスな衣装に身を包み、Majorと共に歌とダンスとトークで会場を盛り上げます。今回全編を通して思ったのはやはりCDより断然生が良いということ!Jinkxたんのパワフルで伸びやかな歌声に痺れました。

Majorに手伝ってもらい服をぬぎぬぎ

ヒューヒュー!
一気にテンションが上がる客席。

ゴージャスJinkxたんの完成!!!

さらに、才能溢れるJinkxたんはRPDRを代表するコメディクイーンの1人でもあります。MCではアドリブでお客さんをいじり倒し客席を大いに沸かせておりました。(ブライトンのお客さんは沸点が低いのか?と思う程に。笑)初日は特にクセの強いマダムが最前列に座ってらして、笑い声をあげるたびJinkxたんもたまらず苦笑い。
さらに、ドラァグ界のNo.1コメディアン、ビアンカの名を耳にしたJinkxたんが動揺して口に含んだ水を噴き出す場面があるのですが、私は割とステージに近い席に座っていたため幸運にもそれを顔面に浴びることに。めちゃくちゃびっくりして声をあげてしまったけれど、ありがたいと思って化粧水代わりに肌にすり込みました(皆さん、どうか引かないでw)ショーの後にtwitterに「びっくりさせてごめんなさい、どうか私を嫌いにならないで」とお詫びのコメントを添えていたJinkxたん、スウィート過ぎるやろ!

色っぽく歌い上げるCartoons and vodka

またジョークを交えながらも、LGBTを含む現代社会が抱える問題に言及する場面も。人生色々なんだから無理して笑顔を作るより自分の気持ちに正直でいることの方が大切よ、と優しさの滲む言葉で締めくくりました。泣いたよねー。

Imperfection is beauty、良い言葉よね。

笑わされたり、涙腺刺激されたり、水かけられたりと予想以上に内容盛りだくさんだったショーもあっという間に終幕。その後は余韻に浸る間もなく、緊張感MAXで初のM&Gに挑みます。順番を待つ間の私は、路上にいたら警察に職質されるレベルで挙動不審でした。

そしていよいよ、愛するJinkxたんとご対面。Jinkxたんは会って早々、ヘラヘラしながら近づくおかしなアジア人を力いっぱい抱きしめてくれました。私もコルセットの上からしっかりと抱きしめ返します。嬉し過ぎて失神しそうなのを必死に堪えながら、準備して来た似顔絵とファンレターを渡しました。緊張して断片的な記憶しかないのですが、今宿泊しているAirBnBの部屋の壁に絵画がたくさん飾ってるからこれもそこに加えるねと言ってくれました。え、他人の家なのにそんなことしていいの?と内心思いましたが、とりあえず幸せでした。私の名前を覚えようと、何度も聞き返してくれたのも涙が出るほど嬉しかった(私の名前は英語圏の人には発音しづらいのでスルーされることが多い。)
写真を撮って、更にハグをしまくって最後に持参した写真集にサインを頂きました。すると、著者の方がたまたま本日のショーに来ているとのことで、その方を紹介してもらえることに。これまた気さくでとても謙虚な方でした。
ああああ今日1日で憧れの人に2人も会えるなんて。幸せ過ぎて怖い!!!嬉しさと興奮が入り交じり、自分がどんな状態だったか全然覚えていません。とりあえず駅まで歌いながら帰ったことだけは覚えている(笑)シャイ検定1級の私はこういう一発勝負の場がとても苦手で、厚かましい態度をとっていたんじゃないか、もっと気の利いた返しができたはずなのになどと後悔を残しやすいんですが(そして一週間は引きずるw)、今は全て忘れて全力で幸せを噛み締めます。

似顔絵に寄せて表情を作ってくれた心優しきjinkxたん。きゃわわ。

17年ぶりくらいにガチなファンレターを書きました(笑)

また近いうちに会えますように。どうか日本にも来てね。
それでは皆さん、ご一緒に!WATER OFF A DUCK’S BACK!!!

ブライトンはいつ行っても良い街です。

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