Saturday 1 September 2018

Drag World 2018

皆さんこんにちは。お元気ですか?
私はHigh&Lowを繰り返し複雑な思いを抱きながらも未だにロンドンにしがみついております。

今回は私にとって今一番心の拠り所となっているドラァグクイーンについて掘り下げたいと思います。弟に「最近お姉ちゃんはDrag queenにハマってるよ☆」と伝えたところ、「え、ドラッグ?大丈夫?どした?」と予想外のマジレスを頂きました。ちょっと待って。1年ちょっと家を離れただけで姉弟間でもこんなに話が通じなくなるの?

ワタクシ、RuPaul大先生のDrag Raceをきっかけに今はクイーンたちの虜でございまして、暇さえあれば動画を見漁っております。もっと早くから取りかかるべきだったと後悔しましたが、なんだか最近私と一緒に世界がドラァグブームを迎えてる気もします。プライマークでもRu先生のTシャツ売り始めたし…え、これって私が自意識過剰なだけ?(YES)
そんなわけで今年は、毒舌クイーンのBianca Del Rio先生のコメディショーを皮切りに、シーズンファイナルを皆で分かち合う番組上映会、ドラァグクイーンをモデルに迎えたライフドローイング会、毎年お馴染みのプライドパレード、最新シーズンのワールドツアー、ロンドン最大のドラァグコンベンションと、ドラァグカルチャー関連の様々なイベントに足を運びました。その中でもついこの間行ったばかりのコンベンション、Drag Worldをご紹介したいと思います。需要はなくとも語らせて頂きます。


Drag Worldは毎年ロンドンで開催されるドラァグクイーンの祭典。RPDRからのゲストはもちろん、ロンドンで活躍するクイーンたちのショーも見られます。会場の雰囲気はこんな感じ。レッドカーペットならぬピンクカーペットが可愛らしいですね。


↑至る所でクセの強い女子会が開かれております。

今回最大の目的は、お気に入りクイーンのJinkx Monsoon、Katya Zamolodchikovaと一緒に写真を撮ること!!!ミート&グリートのチケット争奪戦には早々と破れてしまったものの諦めきれず、それぞれのブースに地道に並んで撮影チャンスを伺う作戦に出ました。


まずは本命のJinkxたんから。私がブースに着いたときにちょうど写真撮影をしている最中でした。このまますんなりいけるかと列に並んだ瞬間、イベント担当者からお呼びがかかりJinkxたんは他ブースへ移動。クイーンは担当ブースの他にも、トークショー、M&Gなど過密スケジュールで会場内を常に動き回っているのです。お仕事とはいえその様子はかなりハード。それにも関わらず、常に笑顔でファン1人1人に時間をじっくり割いてくれるクイーンの皆様はまさにプロフェッショナル仕事の流儀。ありがたいですね。
ブース前に並ぶ事2時間。そのときはやってきました。トレードマークの赤毛に黒のラメ入りドレスのクラシカルな装いで現れた生Jinkxたん!!!これ以上無理ってくらい顔を押し付けて一緒に記念撮影させて頂きました。変顔含めて3枚も撮ってくれた。物腰が柔らかくていい匂いがして髪もふわふわで(ウィッグだけど)。今すぐ嫁に欲しいと思いました(無理)いつもは不運な私ですが、今回ばかりは幸運なことにJinkxたんがブースを去る2分前に撮影完了。あっぶねー。私の後ろの方が最後のお客さんでした。

Jinkxたんは大急ぎでトークショーにも出演(左端)。隣にいるのは我らがビューティークイーンのViolet Chachki嬢です。美しい。たまに見せる素の表情もいいよね。



お客さんにもカラフルな髪色が目立ち、見ているだけで楽しいです。おそらく会場では私が一番薄化粧だったでしょう。



トークショーをゆっくり覗いている暇もなく、次なるターゲットはロシアが生んだセクシーモンスターKatya!!(実際は生粋のアメリカ人)



爆発的人気を誇るKatyaのブースは列が途切れることなくできていたのでランチのポテトを食べながら覚悟して行列に参戦。イベントも終盤に差し掛かりそわそわしながら順番を待つ事2時間。こちらもタイミング良く、イベント終了の15分前くらいに順番が巡ってきました!!!!あまりの感動に終始手が震えていました。Katyaってクイーンの中では大胆で男らしくて下ネタもばんばん繰り出すイメージあるけど、疲れを見せる事なくフレンドリーかつ丁寧にファンと接する姿が印象的でした。自称M&Gクイーンなだけある。ハグも声掛けも人一倍濃厚。始まったらあっという間だったけど、お馴染みのぱっつん前髪に不思議な柄のワンピースを着ていたのだけははっきり覚えています。この写真に結婚報告のメッセージを添えて友達にばらまこうかと考えております。

↑こちらがそのワンピース。

ゲストの展示ブースの他には、クイーン御用達コスメ、ウィッグ、衣装の販売ブースもありました。見る暇は全然なかったけれど。あと、途中ですれ違ったFarrah Moanの顔の小ささに驚いて思わず3度見くらいしました。外国人あるある。

↑名前は存じ上げませんが、この方のショーすごく良かったです。

RPDRの盛り上がりもあってイベントは大盛況でしたが、アメリカに比べたら規模も小さめだと思うのでクイーンとの交流を図るならロンドンが狙い目だと思います!人の波も比較的ゆるやか。ただ一つ、これまで参加した他ジャンルのコンベンションに比べてファンのマナーの悪さが目立っていたことが非常に残念でした。せっかく会えたクイーンの前で醜態晒すのはやめましょう。会場のすぐ外には怪しい煙も立ちこめていて、その臭いを嗅ぐたびに気分が台無しになりました。ダメ、絶対!!!

まぁそんなこんなで色んな非日常を体験できたDrag World。かなり楽しみました!チャンスがあればまた帰ってきたいと思います。

↑ちなみに今回私はこのTシャツで参戦。RuPaulお母さんよー。

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