Sunday 8 April 2018

グラスゴーだより①

皆さんお元気ですか。

私は先月がっつり体調を崩し、身も心もヨーダのようにすっかり老け込みましたが何とか復活致しまして念願のスコットランド旅行に出かけてきました。


2度目のスコットランド。今回は、私が愛して止まないFranz Ferdinandの故郷でもあるグラスゴーを巡る旅です。Franzの他にも、Belle and Sebastian、The Jesus and Mary Chain、Travis、Teenage fanclubなど数々のミュージシャンを輩出しているグラスゴーはまさに音楽とカルチャーの街。イギリスで2番目に治安の悪い都市(2016年調べ)と聞いてスーパー不安でしたが、素朴でとても居心地の良い街でした。正直ロンドンよりも私の肌に合っている気がする...という悲しい現実に気づいてしまいました(笑)

さて、そんなわけで、今回も役に立つことのなさそうな旅情報を皆様とシェアしていきたいと思います。


まずは市内中心部に位置するGallery of Modern Art、通称GoMA。
歴史ある建物ですが中身は至って普通の現代美術館。作品数、部屋数共に少なく割とあっさりとした印象ですが、なぜか正面の騎馬像が道路に置かれるコーンを被っていることで有名だったりします。酔っぱらいがふざけて被せたのが始まりと言われているそうですが、今では公式でグッズも販売されています。初日に行ったら被ってなくてとてもショックでしたが翌日にはちゃんと誰かが被せてくれていました。どういうシステムなのこれ。


↑有名人の手形。浅草公会堂にも似たようなのがありますね。
デュシャン大先生のものを発見して興奮しました。


続いてグラスゴー美術学校。
高校の頃憧れて資料を取り寄せたこともありました。ここの見どころは何といってもグラスゴーが誇るデザイナー、マッキントッシュが手掛けた美しい校舎。なんですが、残念ながら3年前の火災で今は校舎全体が改修工事中なんです。早く元通りになりますように。向かいのグッズショップとミニ展示室は今もゆるく営業中です。卒業生の作品やマッキントッシュのグッズが買えます。前回来た時はテンショぶち上げでアホみたいにお土産を買ってしまって未だに余らせているので、欲しい方はぜひ連絡ちょうだいね(笑)


↑心臓破りな急勾配の坂を昇りきった先に正面玄関があります。

それにしても街をあげてのマッキントッシュ推しがすごい。あちらこちらに髭のおじさん。作品と並んで本人のグッズが意外と展開しているところに驚きました。確かに上品な装いだけれども。コートじゃない方のマッキントッシュで全身コーデしたい方はぜひグラスゴーを訪れてみてください。





話が長くなっちゃったんで次回に続きますー。

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