Monday 13 November 2017

カピー先生備忘録


少し時間が経ってしまいましたが、記念すべきハロウィンの夜にBNQTのライブに行ってきました。
BNQTはトラヴィスのフランを中心に、グランダディのジェイソン、ミッドレイク、そして我らがカピー先生(グラスゴーが生んだ天才アレックス・カプラノス)らによって結成されたスーパーグループ。昔でいうところのTraveling wilburysみたいなもんですね。甘くレトロなサウンドが特徴の渋カッコいいバンドです。

フランツがアメリカツアー中ということもあって、カピー先生の参戦は最初から諦めモードで後方でオレンジジュースをちゅーちゅー吸いながら開演を待っておりましたワタクシ。そこへ花柄の超タイトなシャツを着たおっさ…紳士が通りかかり、思わず肩に触れてしまった私はソ、ソーリーと声をかけました。
すると目の前には見覚えのある顔が。

。。。

ひ、ひえーーーーー。
なんとなんと肩をソフトタッチしてすれ違った紳士はカピー大先生でありました!あーびっくり!!!気持ちが抑えきれず、え?え?アレ?え?ックス?え?を繰り返し20回は呟いたと思います。開演前だったので声をかけるのは控えましたが、カピー先生の何とも言えない困惑した表情は未だに目に焼き付いております。騒ぐでもなく気づかぬフリをするわけでもなく曖昧な態度をとってしまってすみませんでした(笑)

カピー先生参戦と知って俄然テンションの上がったミーハーの化身ことワタクシですが、今回は年齢層が高めで非常に落ち着いた雰囲気の会場だったので、はしゃぎたい気持ちぐっと抑え、ステージ前まで野村萬斎もびっくりのすり足でじりじり近づいていきました(怖い)おかげでなかなかのポジションからカピー先生を観察することができました。今回カピー先生は特別ゲストという枠での参加なので自身がボーカルをとる2曲のみの登場でした。


テンション上がって舌ペロラノス。

マイワールドに没入ラノス。

ほうれい線を消し去りイケメンモードラノス。

バナナはファンの間でも人気があるみたいですね。というかカピー先生そのものが好かれているのか。フランツで見るステージよりも、肩の力が抜けてカピー先生自身もとても楽しそうでした。メンバーと声を掛け合ったり間奏中にはいつもの磔刑ラノスも披露してくれてファンにはたまらないサービスショット満載です。さらにはフランツのTake me outもノリノリで歌ってくれて嬉しさのあまり卒倒しそうでした。会場のおじさん達も相当盛り上がっていました。今回はバンドの皆さんはもちろん会場中にも穏やかな雰囲気が流れ、非常に心地いいテンポでステージが展開していきました。楽しかったなぁ。これもリーダー、フランの人柄かしら。(パンダ並みの癒しオーラを放っていて、会場中がフランに恋していたと思う。)BNQTの他にそれぞれのバンドの代表曲も演奏され、1度で2度も3度も美味しい思いをさせて頂きました。あの名曲がこのタイミングで聴けちゃうなんて!本当に贅沢!!でもって最後はビートルズのレボリューションを皆で歌って〆。最高か。うーん、アーティストとオーディエンスが一体となるこの感覚。しびれますね。なんですか、この出来過ぎた演出は。カピー先生もコーラ片手に笑顔いっぱいにビートルズを歌っておりました(おそらく歌詞はうろ覚え。笑)

普段は見せない破顔ラノス。

いつもとはひと味違ったステージを楽しみました。胡散臭さの漂う金髪姿のカピー先生に向かって「カズレーザー!!!」と何度も黄色い声援を飛ばしていた友人がとても眩しかったです(笑)やはり音楽には救われますね。

親日アピールのカズレーザーラノス。




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