Tuesday 10 October 2017

ノスタルジックパリス

ロンドンでの修行生活も気づけば7ヶ月目に入り、相変わらず焦燥感でいっぱいのワタクシです。

気を抜くとすぐに足元をすくわれるロンドンライフにちょっぴり疲れてきたところで、新しい風を吹かせるべくパリ旅行に出かけました。「困ったときのパリ頼み」を座右の銘に掲げる私は、この旅行を励みに日々の修行を乗り切りました(大げさ)


旅の目的は毎度おなじみの蚤の市巡り。今や私のライフワークになりつつあります。
今回は滞在期間も短かったため大本命のクリニャンクール1本に絞ることに。パリ市内の北部に位置するクリニャンクールはバンシュ、モントルイユと並ぶパリの3大蚤の市の一つです。
観光は一切なし。ただひたすら埃まみれのがらくたを漁る。これぞ蚤の市の醍醐味です。アンティークといっても家具などの高額で大きなものは買えないので、私はもっぱらポストカードやポートレート等の紙専門ですが。(そんな専門あるのかすら不明)

赤い絨毯が目印

こちらはクリニャンクールの駅からほど近いドフィーヌ(Dauphine)という2フロアの建物。中には沢山のストールがひしめき合い、大きめのインテリアからアクセサリーパーツまで幅広く取り扱う、私のようなパンピーにも非常に優しい品揃えのマルシェです。しかもここはトイレも完備なので、万が一ウェットティッシュを忘れてしまっても大丈夫。手にこびりついた埃や錆もさっと洗い流せます。潔癖体質の日本人にとってここは大きなポイントですよ◎





それでは恒例のごみ漁りといきましょうか。笑

一心不乱に脇目も振らずひたすらポストカードをめくるめくる。ああ何て楽しいんでしょう。これまでの苦労はこのためにあったと言っても過言ではない。これぞ生きる糧。(普段侘しい生活を送っているので今だけは好きに言わせてください)


そして今回収穫した品々がこちら。今はファンタジーとジャンル分けされる俳優や踊り子さんの華やかなポストカードが流行しているようで(一体どこからの需要なのか)、どこに行ってもカラフルに色づけされたものを見かけました。イギリスではあまり見かけない柄(あったとしても高額)なのでこれだけの数を一度に見られるのはとても貴重でした。今回は本当に時間がなかったので、選抜メンバーだけで我慢。お土産に買っていっても皆が嫌がるから自分の分だけにしましたよ(笑)

額装してお部屋のインテリアにいかが?


ビートルズアイテムは世界中どこへ行っても鉄板ですね。
ジェイミーのフィギュアが欲しい。

ものすごく怖かったけれど、勇気を出して写真を撮りました。
誰が何のために。。。

セーヌ川沿いのブキニスト(古本市)にも何度か寄りましたが、あそこで良質なものを探すのは困難なのであまりおすすめはしません。紙ものは特に傷んでしまっているものが多いです。佇まいはロマンがあるし、お店の人とのやり取りは楽しいですが。

さて、今回も誰得な情報を長々と綴らせていただきました。いかがでしたでしょうか。私は満足です。笑
カフェの店員に冷たくされようが、駅が臭かろうが、道にゴミが溢れていようが、物乞いに松葉杖で叩かれようが(今回のハイライト)、やっぱりパリは魅力的な街です。
次回はバンシュとモントルイユにも足を伸ばしたいと思います。(観光する気なし)

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