Saturday, 24 September 2016

はじめてのしゃぶつ

年に一度のXデーに、写仏体験に行ってまいりました。
写経には何度か行きましたが、写仏は今回が初めて。近場でできる所がなかなか見つからず、やっとこさ探し当てたのが門前仲町にある成田山深川不動堂。

あいにくの雨(土砂降り)で建物の写真を撮る余裕はありませんでした(笑)ここは実に個性的な外観なんですけれども。
ずぶ濡れでぼろぼろの私をスタッフの方は穏やかな笑顔で迎えてくれ、写仏に入る前の作法から丁寧に教えて頂きました。三礼といって、お経を唱えながら膝から順に肘、額を床につける体勢(ヨガでいうところの子どものポーズ...かな)でまずは仏さまにご挨拶。額を床に付けた状態で途中、手のひらだけクイッと持ち上げる動作があるのですが、緊張して両足も同時に上げていたワタクシ。端から見たら、氷上を滑るのペンギンみたいになっていたと思う。お坊さんは温かく見逃してくださったけれども、仏さまに失礼はなかったかしら。

※イメージ図


なんとか心に平静を取り戻し、いざ仏の世界へ。
穏やかな表情の大日如来を描こうと決めておりましたが、不動明王のお顔がうちの猫の顔(不機嫌ver.)と重なって、結局不動明王さまを選びました。祈念しながら一筆一筆丁寧に、との説明書きがありましたが、楽しさのあまりそんなことすっかり忘れて、ものすごいスピードで筆を運んでしまいました。背景の炎からスタートし、衣服や仏具を経由して顔へと移り、最後に額の皺3本を描いて終了。(オチみたいになってるけどこれが正しい描き順なのです。)
やはり神社仏閣は気持ちが安らぎますな〜。静かで荘厳な空間で、心洗われる体験をしました。このとんでもなく俗物の私が。←
深川不動堂ではスタンプカードのようなものも用意されていて、写経か写仏の1修行ごとにスタンプ1個を押してもらえます。(不動明王の顔スタンプを期待しましたが、スタッフさんのシャチハタでした。笑)一枚の用紙に最高100回まで押せるようになっています。一枚目が終わる頃には煩悩から解き放たれ、全くの別人に生まれ変わっていることでしょう。むしろ煩悩という主成分がなくなってうっすらと残像だけになってしまうかも(笑)

最後に御朱印をいただいて晴れやかな気持ちでお堂を後にしました。
願いごと叶うといいな〜。アヘアヘ。


↑御朱印も力強くてかっこいいです。

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